「Openworld Example」制作の下準備

では早速ですがオープンワールドゲーム「Openworld Example」の作り方を見ていきましょう。

まずはゲームの下準備として新しい3Dプロジェクトを作り、必要なアセットやパッケージをインポートしていきます。

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新規3Dプロジェクトの作成

はじめに3Dゲーム用のプロジェクトを新しく作ります。…といっても、今回のチュートリアルは中級者コースなので詳しい説明は省きます。UnityHubを開いて新しいプロジェクトをサクッと作りましょう。

必要なアセットのインポート

次に必要なアセットを3つインポートします。

  1. くろくま基本アセット
  2. Standard Assets
  3. Terrain Tools Sample Asset Pack

くろくま基本アセット

まずは「くろくま基本アセット」(※姉妹サイトに飛びます)をインポートしましょう。これはあらゆるゲームに使える基本機能を提供する、私お手製のアセットです。

上記ページのリンクからUnitypackageファイルダウンロードしたらインポートしてください(※メニューバー→「アセット」→「パッケージをインポート」→「カスタムパッケージ」から選択)。

そうしたら「Assets」フォルダ内に次のようなフォルダを作成してください。

必要なフォルダの作成

つまり「Resources」フォルダを作り、その中に「Audio」、さらにその中に「BGM」と「SE」フォルダを作るということですね。以降、BGMやSEのファイルはそこに入れるようにしてください。

Standard Assets

Standard Assets (for Unity 2017.3) | Asset Packs | Unity Asset Store
Get the Standard Assets (for Unity 2017.3) package from Unity Technologies and speed up your game development process. Find this & other Asset Packs options on ...

皆さんおなじみのStandard Assetsもインポートします。今回のゲームでは

  • 一人称視点のキャラクターコントローラー
  • 草や木
  • Terrain用のテクスチャ
  • 水シェーダー

あたりを使うので覚えておいてください。

Terrain Tools Sample Asset Pack

Terrain Tools Sample Asset Pack | 2D Textures & Materials | Unity Asset Store
Elevate your workflow with the Terrain Tools Sample Asset Pack asset from Unity Technologies. Find this & more Textures & Materials on the Unity Asset Store.

後述する「Terrain Tools」用のサンプルパックです。使える素材が入っているのでこれもインポートします。

必要なパッケージのインストール

それからPackage Managerからパッケージを2つインストールします。

  1. Terrain Tools
  2. Post Processing

Terrain Tools

「Terrain Tools」はTerrainの編集機能をパワーアップさせるツールです。執筆時点ではプレビュー版なので、下の図のようにPackage Managerの「Advanced」をクリックして「Show Preview Packages」にチェックを入れないと出てこないので注意。

プレビュー版パッケージを表示する

さてTerrainの編集機能というと、デフォルトだとブラシを使って地形を「描く」ように作るのは皆さんご存じかと思いますが、あれでクオリティの高い地形を作るのは正直難しいですよね。しかしこれをインストールすると地形データを「スタンプ」するように作ることもできるようになり、より美しい地形を作ることができます。無料で美しい地形を作るなら必須のパッケージです。

Post Processing

「Post Processing」はこのサイトの他のチュートリアルでも使っているおなじみのパッケージですね。画面に色々なエフェクトをかけたいときに重宝します。

シーンの基本設定

最後に、空のシーンにプレイヤーキャラクターを追加したりライティングの設定をしたりしておきましょう。

必要なプレハブの追加

まずは一人称視点のプレイヤーキャラクターをシーンに追加します。「Standard Assets」→「Characters」→「FirstPersonCharacter」→「Prefabs」内に「RigidBodyFPSController」というプレハブがあるので(下図)、それをシーンにドラッグ&ドロップしましょう。

一人称視点のプレイヤーキャラクターのプレハブ

そうしたらシーンに最初からある「Main Camera」を削除し、くろくま基本アセットの「Prefabs」→「System」フォルダ内にある「GameManager」プレハブをこれまたシーンにドラッグ&ドロップしてください。

ライティング設定

次にシーンのライティングをあらかじめ設定しておきます。メニューバーの「ウィンドウ」→「レンダリング」→「ライティング設定」を開き、「ライトマップ設定」のところの各項目を下の図のように設定してください(※既にこの値になっている場合は変更しなくてOK)。

ライティング設定

「直接(or間接)サンプル」とか「ライトマップ解像度」の項目の値を下げることで、ライティングをベイクする時間を短縮させることができます。

また、このあとTerrainを作った時にライティングが自動生成されるとUnityエディタの動作が重くなるので、右下の「自動生成」のチェックも外しておきましょう。

これでゲーム制作に必要な下準備ができました。


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