【第9回】タイトル画面&ゲーム開始処理の作り方

前回までの作業でスコア機能が付き、今回のゲームもそれなりに遊べるレベルになりました。ただし現状ではいきなりゲームが始まってしまうので不親切です。せめてタイトル画面くらいは用意しておきたいものですよね。

そこでここではタイトル画面のUIを作り、さらにVisual Scriptingでゲーム開始処理も作っていきましょう。

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タイトル画面のUIの作り方

ではまずはタイトル画面に使うUIを作ります。前回までと同様に新しいキャンバスを作り、下の画像のような感じになるようにテキストを配置してください。

タイトル画面の作成例

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Visual Scriptingでゲーム開始処理を作る方法

次にVisual Scriptingを使ってゲーム開始処理を作ります。今回は新しく空のゲームオブジェクトを作り、そこにScript Graphをアタッチして編集してください。

必要な変数を用意する

最初にゲーム開始処理に必要な変数を用意します。次の4つの変数をVariablesコンポーネントに作成しましょう。

  1. Player:GameObject型
  2. Spawner:GameObject型
  3. Title Canvas:GameObject型
  4. Score Canvas:Canvas型

ゲーム開始処理に必要な変数の例

できたら各変数に、既に作ってある同じ名前のゲームオブジェクトを登録しておいてください。

Visual Scriptingでグラフを編集する

そうしたらVisual Scriptingのグラフエディタでゲーム開始処理を作ります。下の図のようにユニットをつなげていってください。

ゲーム開始処理のグラフの例

やっていることは簡単で、ジャンプ用のキーが押されたら

  • タイトル画面のキャンバスを非アクティブ状態にする
  • スコア用キャンバスを有効化する
  • プレイヤーキャラのゲームオブジェクトをアクティブ状態にする
  • 障害物生成オブジェクトをアクティブ状態にする
  • ゲーム開始処理用のゲームオブジェクト自身を非アクティブ状態にする

という処理を行っているだけです。

一部のゲームオブジェクト・コンポーネントを非アクティブにする

さて、ここまでできたらあとは「タイトル画面が出ているときにあると困るゲームオブジェクトやコンポーネント」を予め無効にしておくだけです。

  • Player
  • Spawner

のゲームオブジェクトをそれぞれ非アクティブ状態にして、さらにスコア用キャンバスの「Canvas」コンポーネントのチェックを外して無効化しておきましょう。

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テストプレイして動作を確認しよう

では最後にテストプレイして動作を確認してみましょう。下のGIFのようにSpaceキーを押したらゲームが始まるようになっていれば成功です。

タイトル画面を追加した場合の動作例

(クリックで再生)


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