3Dのホラーゲームと言えば懐中電灯!ということで、主人公にスポットライトを持たせて懐中電灯の明かりを表現します。
Spot Lightの作成
今回、懐中電灯の明かりは主人公の視線に合わせて動かしたいので、カメラが付いている「FirstPersonCharacter」オブジェクトの子としてSpot Lightを作成します。「FPSController」の子である「FirstPersonCharacter」を右クリックして、「Light」→「Spotlight」を選んで新しいスポットライトを作成してください。
Spot Lightを設定する
お次はスポットライトの設定を行います。下の画像の赤枠の部分を画像の通りに変更してください。
Lightコンポーネントの設定項目の意味については下記の通りです(TypeがSpotのときの場合)。
- Range:スポットライトの光が届く距離。光はライトから離れるほど減衰する。
- Spot Angle:スポットライトの角度。角度が大きいほど広範囲を照らすことができる。
- Intensity:光の明るさ。強くしすぎると近くを照らしたときに白飛びしてしまうので、10くらいにしておくのがいいでしょう。
これで懐中電灯っぽいライトを設定することができました。テストプレイして下の動画のようになっていれば成功です。
さて、ここでまでできたら主人公の新しいプレハブを作っておきましょう。FPSControllerをクリックした状態でメニューの「GameObject」→「Break Prefab Instance」をクリックして一度プレハブの関係を一旦切り離し、最初に作ったPrefabsフォルダにシーンのFPSControllerをドラッグ&ドロップしてください。こうすることで毎回元のプレハブにライトをつけなくてもよくなります。
次のページ→雨を降らせる